研ぎ澄まされたミニマルな仕立てがモダンな空気感を醸し出すカラーレスジャケット。
今季のテーマである『Wandering colors』は、アメリカの抽象画家であるマーク・ロスコの作品や彼が表現しようとした概念から着想を得たものです。
その中でも私たちは、彼の作品から見出した “存在の許容と隣接” や “静けさの対話” という視点をデザインへと昇華しました。
フロントの打ち合わせが深く採られたジャケットは、ボタンを開けたときのユニークなドレープが新鮮なニュアンスを生み出しています。
また、前端の繊細にカーブするカッティングや微細にずらされたヘムライン、表地と裏地の色彩構成など、随所にアンバランスな要素を取り入れることで、洋服に自由や個性を付加しています。
素材に採用した繊細な光沢感とハリ・コシを併せ持つヴィスコースウールは、大人の女性のリュクスなムードを演出するだけでなく、そのシルエットを美しく保ちます。
今シーズンの空気感を纏う一着は、日常の装いを洗練された印象に導くだけでなく、確かな個性を持ったインテレクチュアルな佇まいへと誘います。